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【吹奏楽】オセロ 紹介と解説

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    吹奏楽の名曲中の名曲、アルフレッド・リードの代表作「オセロ」を紹介します。

    リード作品といえば?
    と聞かれると、「アルメニアン・ダンス」「エルカミーノ・レアル」「エルサレム讃歌」「オセロ」「ハムレット」。
    このどれかを挙げる人が大半かと思います。
    僕としては「交響曲3番」「交響曲4番」あたりがグッときます。
    本日は、「オセロ」の音楽のもととなっている、シェイクスピアの物語を紹介します。

    簡単なあらすじ

    ヴェニスの軍人であるオセロは、いくつもの戦で手柄をたて尊敬される人物です。
    彼は議官の娘デズデモナに恋し、お互い惹かれあい、デスデモナの父の反対を押し切り、駆け落ちします。
    最後には父に許しを得たオセロでしたが、彼に恨みを抱く人物がいました。
    オセロの旗手イアーゴという人物です。

    彼は、自分を差し置いて副官へと昇進したキャシオーも自分を副官にしなかったオセロもも許せずにいました。
    オセロにキャシオーとデズデモナがどうも密会している、とウソをつき、オセロがデスデモナに送ったハンカチを盗んでキャシオーの部屋に置くなど工作します。

    イアーゴの話を信じてしまったオセロは、嫉妬に苦しみ怒り、イアーゴにキャシオーを殺すように命じ、自らは身の潔白を訴え続けるデズデモーナを殺してしまいます。
    そこへ、イアーゴの妻エミリアがやってきて、自分の夫がハンカチを盗んでウソの噂を流したと告白しますが、イアーゴはエミリアを刺し殺して逃げます。
    イアーゴは捕らえられますが、オセロは真実を知り悲しみにふけ、最後はデズデモナの眠るベットで彼女に口づけをし、自らの命を絶ちます。

    各楽章解説

    各楽章は、それぞれ戯曲のある場面の雰囲気や情感を音楽的に描写したもので、楽譜にはそのシーンの台詞が記されています。

    第1楽章 前奏曲(ヴェニス)

    「石を枕に戦ってきた私には、戦場こそ羽毛のベッドなのです!」
    オセロがヴェニス公爵に行った演説で、戯曲全体に漲る緊張感と戦いの雰囲気を醸し出しています。

    第2楽章 朝の音楽(キプロス)

    「おはようございます、将軍」
    朝の歌で、オセロとデズデモーナの居所の窓の下で旅回りの楽隊によって奏される音楽です。

    第3楽章 オセロとデズデモナ

    「私の過去の苦難を彼女は哀しんでくれた。だからこそ私は彼女を愛したのです。」
    オセロがデズデモナとのなれそめを告白するシーンで。情熱的で優しく深い情感を描いています。

    第4楽章 廷臣たちの入場

    激怒と嫉妬のために半狂乱に陥ったオセロが、廷臣たちの前でデズデモナを罵り、殴るという忌まわしい場面です。
    それを見ていたイヤーゴが「あれがヴェニスの獅子か!」と嘲笑います。

    第5楽章 デズデモナの死、終曲

    デズデモナを絞殺した直後、真実を知り愕然とするオセロ。
    遺体の前で「今私にできることはキスしながら死ぬことだけだ。」と自殺するシーンです。

     

    演奏難易度は?

    楽譜的にめちゃめちゃ難しい、というわけではありませんが、表現や合わせるのが大変です。
    トランペットは特に1stが音域が比較的高く、4楽章は吹きっぱなしなので、かなりの体力・スタミナが要求されます。
    また、コルネットもあったほうが木管楽器と金管楽器を繋ぐ役割としていいかと思います。

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