元巨人の村田修一内野手(37)が1日、栃木県のホテルで会見を行い、引退を表明しました。
昨季は巨人の正三塁手として活躍していましたが、若返りを図るチームの方針で自由契約。
新たな移籍先を模索するも獲得する球団は現れず、今年3月に独立リーグのBC栃木に入団。
栃木では格の違いを見せつけ、打率・352、9本塁打、44打点をマークしていました。
しかし、7月31日、NPBの補強期間が終了。(プロ野球の今季中の新規契約が可能な期間が7月31日まで)
今季中のNPB復帰を目指してきたいましたが、獲得意思を示す球団がなく、今季限りで引退する決意を固めました。
会見で、
「NPBに帰るのは昨日が期限。今の正直な気持ちをお伝えしようと。来年についてはNPBを目指すのは今の段階では考えにくい」
と事実上の引退宣言。
ただ、会見の終盤まで引退の2文字は使わず
「引退という言葉を聞きたいか聞きたくないか分かりませんが、万全の準備をして期限がきてしまった。この2文字を使いたくない。ブレーブスのために最後まで野球をする」
と語りました。
この会見後、同い年の中日松坂大輔投手は、
「僕からシュウに言いたいのは、自分もそうだったけど、可能性はゼロじゃない。
来年に向けて、あきらめないでほしい。
やめないでほしいという気持ちです。
僕は最後まであきらめず、もがき続ける姿を見せていきたい。
自分たちはまだやれるんだと、僕らの世代みんなで見せていきたい。
そこにシュウイチも入ってきてほしい」
とエールを送りました。
松坂選手自身も昨年オフ、3年間で1試合しか登板できなかったソフトバンクを退団。
今年1月下旬に中日の入団テストを受け今に至りますが、昨年のこの時期には現役引退も頭をよぎっていたそうです。
世間の声は?
「松坂も一度同じような場面に置かれましたもんね。村田はまだ実力あると思う。松坂のようにめげずに頑張って欲しいとは思います。」
「昨日の会見を見ていると、まだまだ野球に携わって欲しいと思う。
どんな形でも良いので、プレーが見たいよ!」
「勝負強さが足りないとか、併殺王とか、ベンチで居眠りとか、良くない面もあったけど、俺は好きだったし、巨人に来てくれたこと嬉しかったぞ。
いつぞやの8月の大暴れの時も嬉しかった。
なにより、三塁の守備は歴代でもトップクラスだと思う。」
「球団を増やすとかの話がチラホラ出てきてるから
村田にはまだまだ活躍する場所はあると思う。
来年だって可能性はあるんじゃないかな?」
「何処の球団も若返りを、図ってるだけに
タイミングが悪かったな
タイミングが良ければ何処かの球団が取りに来て居ただろうけど
お疲れさん村田」
「未練たらたらに感じる。
でも、それが普通の感覚だと思う」
など様々な声が上がっていました。
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